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ヘンッタラ選手が優勝、フィンランドチャンピオンに輝く

ヨーナス ヘンッタラ選手がフィンランド国内のロードレースにおいて、ウッコ ペルトネン選手を抑えて優勝し、国内タイトルとプロとしての初優勝を獲得しました。

インスリンの発見から100周年となるこの2021年という特別な年に、素晴らしい勝利を収めたのです。ヘンッタラ選手とチーム ノボ ノルディスクは、世界初の全員が糖尿病とともに生きるプロサイクリングチームとして、初のナショナルロードチャンピオンジャージを着て、糖尿病を持ちながらも何が可能であるのかを誇らしく示すことができました。

ヘンッタラ選手は次のように語りました。「本当に夢が叶いました。長い間、このジャージの獲得を目標にして、これまであと一歩のところに来ていたので、ようやく表彰台の最上段に立って喜ぶことができました。ナショナルチャンピオンになれたことを非常に誇りに思いますし、大変な名誉だと考えています。また、糖尿病とともに生きながら競技をしているアスリートとして、2021年にこの勝利を手にできたことは非常に特別なことです。妻のロッタと家族はもちろん、チーム ノボ ノルディスクという基盤、私たちアスリートをサポートしてくださった全ての人に心より感謝しています。どこにも負けない素晴らしいサポートがあるからこそ、毎週このレベルで競技ができるのです。また、私の地元フィンランドのクラブであるIBDサイクリングクラブの皆さんには、旗降ろしからレースを盛り上げるなど、今日一日私をサポートしていただきました。」

ヘンッタラ選手は、171kmのコースの最終周回でペルトネン選手と一緒に後続集団を抜け出し、明らかに優位に立っていました。ペルトネン選手がアタックするたびにヘンッタラ選手はそれを阻止し、最後の数百メートルで勝利をもたらすアタックを仕掛けるまで時間を稼いだのでした。

「今年になって初めて脚力がアップしました。とても調子がよかったです。これまでの1年は大変だったので、この日のために全てのエネルギーを注ぎました。今回のコースは、パンチの効いた上り坂のあるハードなコースでしたが、私にとても合っていました。ウッコがとても強いことを知っていたので、彼を引き離すことができれば、逃げ切るチャンスがありました。ウッコは何度も強烈なアタックを仕掛けてきたので、最後の数キロで少し追い込まれ始めたものの、最後の300メートルで全力を尽くすために十分なエネルギーを残しておくように調整しました。最終コーナーで良い位置にいなければならないことはわかっていましたし、回り込む前に彼がドラフティングしていたので、その時点で自分が優位に立っていることもわかっていました。」

2013年の発足以来、チーム ノボ ノルディスクは全員が1型糖尿病とともに生きるプロサイクリストで構成されてきました。それゆえに、今回の初のチャンピオンズジャージの獲得は、多くの人が到達できないと思っていた重要な成果であり、マイルストーンとなったのです。

ゼネラルマネジャーのヴァシリ ダヴィデンコ氏は次のように語りました。「今回の勝利は、ヨーナスにとって大変価値のあるものです。彼はこの勝利のために何年も努力してきました。そしてついに、特別なジャージを着て表彰台の最上段に立ったのです。今年は彼にとって忘れられない年になるでしょう。ヨーナスにとってだけでなく、私たちチーム ノボ ノルディスク全員、そして世界中の糖尿病のコミュニティの皆さんにとっても、とても特別な日です。インスリンが発見されてから100周年、すなわち世界中の糖尿病とともに生きる全ての人にとっての100年の節目というこの重要な年に、ヨーナスが成し遂げたことを大変誇りに思います。私たちのメッセージは非常に明確です。糖尿病であっても、夢の実現を諦めることはありません。 皆さん、おめでとうございます!そして、チーム ノボ ノルディスク ファミリー全員から感謝いたします!」

※この内容は、2021年6月20日にチーム ノボ ノルディスクのウェブサイトへ掲載された記事の翻訳版です。

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