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ルーカス ドージュ
Lucas Dauge

出身国:フランス、
    シャトルー=レ=ザルプ

生年月日:1996/12/28

身長:167cm

得意分野:クライマー

1型糖尿病発症:18歳

チーム加入歴:6年

"Diabetes is part of my life, it’s not an obstacle but a strength, stay positive!"
「糖尿病は私の人生の一部であり、障害ではなく強みです。いつも前向きでいましょう!」

フランス出身の才能あるクライマー、ルーカス ドージュ選手は、2023年は怪我に苦しみましたが、2024年はチーム ノボ ノルディスクのプロ選手として4年目のシーズンを迎え、年間フル出場を目指しています。

オートアルプ出身のドージュ選手は、ここ数年はクラッシュ事故や怪我などの不運に見舞われがちでしたが、ルワンダとトルコの両大会で好成績を収め、いよいよ調子を取り戻しつつあります。ドージュ選手は、2021年のシーズン開幕前にチーム ノボ ノルディスクのプロチームに昇格しました。ところが、オフシーズンの練習中に激しい落車事故に遭ってしまい、脛骨と腓骨を骨折し、プロ1年目は全面休場を余儀なくされました。その後長期にわたる治療とリハビリに耐え、26歳の彼は、クラシック・ブザンソンとツール・デュ・ジュラでついに母国でのデビューを果たすことができました。

ドージュ選手にとって着実で、それでいて短かった2020年は、チーム ノボ ノルディスクの育成チームで過ごす3度目のシーズンでした。そして安定したパフォーマンスで足場を固めた2019年に続き、プロチームへの昇格に向けて大きく前進しました。

フランス アルプスの中心部で3人兄弟の真ん中の子供として育ったドージュ選手のアスリートとしてのキャリアは、スキーから始まりました。ツール・ド・フランスのステージに参加した後に自転車に魅了され、16歳まで地元のサイクリングクラブで走っていました。

18歳のときに体重が7キロ減り、気だるさを感じ、抑えられない喉の渇きを覚えたドージュ選手は病院へ行き、医師のもとで血液検査を受けました。そして検査の結果、1型糖尿病と診断されました。糖尿病の予備知識がなかった家族は、彼の診断にショックを受けました。

チーム ノボ ノルディスクに所属する多くの選手と同様に、ドージュ選手も最初はインターネットでチームのことを知りました。診断直後はトレーニングをしばらく休み、自転車を続けながら糖尿病を正しく管理する方法を学びました。しかし診断から5カ月以内に、糖尿病をもちながらも彼は自身にとって最初のレースで優勝しました。以来、チーム ノボ ノルディスクの育成チームに入ることが目標となりました。

米国で毎年夏に開催されているチーム ノボ ノルディスクのタレントIDキャンプに2017年に参加したことが、ドージュ選手にとって非常に大きな経験となりました。キャンプでは、特に糖尿病の食事やトレーニングの方法を習得したほか、2018年シーズンの育成チームに加わり、テネシー州で行われたバトル・オブ・ルイスバーグ・ロード・レースで優勝し、ツアー・オブ・ロマーニア、バルチック・チェーン・ツアーなどのステージレースで健闘しました。

スキーに対する情熱は健在で、今でも雪の上で過ごす時間を楽しんでいます。自転車に乗っていないときは、友人と一緒に地元の山や公園に出かけています。ドージュ選手は学士号を取得しており、いつかスポーツマネジメントの仕事をしたいと考えています。

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