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マイベストパートナー

親子のように、何でも話す
いつも笑顔で一緒に100歳まで

No.2

磯村先生 堀江さんとはクリニックの開業前に勤務していた病院時代からのお付き合いですから、かれこれ25、6 年になりますね。

堀江さん そうですね、先生とは前に勤務されていた病院で知り合いました。初めての診察の日、今でもはっきり覚えています。診察室に入っていくと、先生は私の方に体を向けて、顔を見て、話を聞いてくれました。パソコンの画面を見ることもなく、まっすぐに私と向き合ってくれました。親子ほどに年齢が違うのにも関わらず、その姿勢に一目ぼれでした(笑)。それからずっと先生にお世話になっています。長いお付き合いのせいでしょうか、細かいことを言わなくても、話が早いのがいいですね。

磯村先生 今は娘さんとそのご主人も通院してくださっていますね。同じものを食べているはずなのに、どうして3 人、こんなに検査値が異なるのかな?なんて思うこともあります(笑)。

堀江さん わぁ! 秘密のおやつは、やっぱりばれちゃいますね(笑)。娘は人見知りする子で、色々な病院に行きましたけど、なかなか先生とうまくコミュニケーションが取れませんでした。見かねた私が磯村先生に相談して、娘もこのクリニックにお世話になるようになりました。

先生はクリニック開業で一番忙しかった時に、主人の病気のことでも色々相談にのってくれました。主人にがんが見つかって、病院を紹介してくれて、往診にも来てくれて。救急車を呼んだ時も、ものすごく不安になってしまって、夜中だというのに先生に電話して励ましてもらいました。今思うと、ものすごい迷惑な患者と家族だったはずです。あの時のお礼をきちんと先生に言わずに今日まで来てしまいました。今日改めて20 年温めてきた気持ちを伝えられて、とても嬉しいです。

磯村先生 そうそう、往診にも伺いましたね。どんなところで、どんな風に生活しているか、何を大切にしているか、改めて色々わかることも多かったですね。

堀江さん 先生は私がちょこっと話したことを、みんな覚えていてくれます。そして自分では気が付かないことをアドバイスしてくれます。先生にああしたらいいって言われても、最初は無理とか、もういいわと口答えして、発散して帰ります(笑)。でも先生の言う通りにすれば間違いないってわかっているので、家に帰って思い出して、「ああいかん!」って。

磯村先生 最近は活動量が減っているのに気が付いたので、歩くようにお願いしましたね。

堀江さん 毎日5 時半に起きて、6 時半に家を出で30 分散歩するようになりました。最終目的地は喫茶店。そこで40 分位顔見知りと話をして、あははと笑って帰ってきます。

磯村先生 堀江さんはお友だちが多いですよね。明るくて社交的、いつもニコニコ笑っていて、難しい顔しているのを見たことがありません。この明るさ、前向きな姿勢をサポートしたいなあと思います。100 歳まで長生きして欲しいから、足腰丈夫にしてくださいね。ウォーキングの習慣ができてきたので、次は筋トレ頑張ってみます? なんて話ができるようになるかな(笑)。

堀江さん これからも変わらず、何でもはっきり言ってください。私だけでなく、先生も元気で一緒に100 歳まで生きましょう! これからも家族みんな、よろしくお願いします。

堀江 寛子 さん
2 型糖尿病治療中。1 日5000 歩のウォーキングが身に付いてきたところ。月に一度の通院で、磯村先生と楽しくおしゃべりして、言われたことを実行していけば、知らないうちに人生がよい方向に向かっている気がすると語る。楽しく、前向きな堀江さんの笑い声は、周囲みんなを明るくする。

磯村 幸範 先生
いそむらファミリークリニック(愛知県一宮市) 院長
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
病気があっても笑顔は大切、笑顔は病気を改善させる働きがあるんですよと、穏やかほほえみかける。リラックスした雰囲気で、相づちを打ちながら話を聞き、一人ひとりの気持ちや思いに寄り添ってくれる先生。

左から堀江さん、磯村先生

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