イタリア人クライマーのヤコポ　コラドンは、チームノボノルディスクディベロップメントチームでの2年間を経て、2025年にチームノボノルディスクのシニアプロチームへ昇格します。

コラドンは13歳から自転車競技を始めました。マウンテンバイクから始まり、シクロクロスを経てロードレースへと移行し、イタリアで最も歴史があり尊敬されているアマチュアクラブのひとつ、AS ローマサイクリングクラブでキャリアを積んできました。

2021年にチームノボノルディスクのタレントキャンプに参加した後、18歳のコラドンは2022年のディベロップメントチームのメンバーに選ばれました。彼の言葉を借りれば、「夢が少し近づいた」瞬間でした。

また、セリアック病を持つコラドンは、13歳のときに1型糖尿病と診断されました。家族のかかりつけ医との密接な関係と、支えてくれる両親のおかげで、糖尿病の管理方法について共に学び、チームノボノルディスクの存在を知りました。そして5年後、コラドンは目標を達成し、チームの一員となりました。

競技面では、若きクライマーとして優れた才能を示しており、2024年にはジラツアー、ニューヨークグランプリ、ブルガリアツアーで際立った成績を収めています。

自転車以外では、コラドンは音楽学生としてクラシックギターを学んでおり、旅行や家族、友人、そして家族の犬との時間を楽しんでいます。