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Team Novo Nordisk NEWS

チーム ノボ ノルディスク NEWS

Lucas Dauge

 
ルーカス ドージュ選手:信じれば夢は実現する

 

2020年11月13日

 

私が暮らすアルプスでは毎年ツール・ド・フランスが通ります。7歳のときから両親に連れられてこのレースを見に行っていました。私の家族には誰もサイクリストはいませんが、両親は気晴らしに私を連れ出し、レースキャラバンを楽しんでいました。このキャラバンは宣伝の一部で、レースの数時間前に到着して観客に無料のプレゼントを渡しています。

ツール・ド・フランスで私はサイクリングの虜となりました。しかし、チーム ノボ ノルディスクの誰もがそうであるように、私にも乗り越えなければならないハードルがありました。

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18歳の時に3週間で体重が激減し、四六時中喉が渇きました。自転車で出かけて30~40キロも走ると痙攣を起こしました。普通の感覚ではありませんでした。

インターネットで調べてみると、どの症状も糖尿病を指していました。1型糖尿病と2型糖尿病の違いは知りませんでしたが、血糖や炭水化物となにか関係があることは知っていました。当時の自分の知識はその程度でした。

地元の医師に診てもらったところ、血液検査で1型糖尿病だと確認されました。悲しみましたが、1週間か2週間ですぐ受け入れました。つらく感じる人もいるでしょう。特に10代の若者はインスリンの投与やCGM (持続血糖モニター) の装着を嫌がりますから。ただ、自分にはインスリンもCGMも重荷になりませんでした。

医師は2~3カ月静養したらサイクリングを再開できると言いましたが、私は2週間後には自転車に乗っていました。試行錯誤で体調管理をし、何よりもサイクリストであり続けたいという情熱に突き動かされていました。

私の主治医は高齢で、糖尿病やスポーツについてはあまり詳しくありませんでした。

「糖尿病でも競技ができるかどうか」をインターネットで調べたところ、チーム ノボ ノルディスクが見つかりました。チームのウェブサイトにアクセスし、タレントIDキャンプのディレクターであるモーガン ブラウンさんにメールを送りました。彼女は、その年の夏にキャンプに参加できる可能性があることを教えてくれました。

キャンプでサイクリングをするのに不安はありませんでしたが、飛行機のことが心配でした。それまで1時間のフライトしか経験がなく、海の上を飛ぶ長距離フライトに怯えていました。

キャンプに到着した時も英語が喋れませんでした。話せる英語は「ハロー」と「サンキュー」だけだったので、旅の緊張も相まってへとへとになりましたが、すぐに慣れることができました。

キャンプには参加者が40人いましたが、私のテスト結果はばっちりでした。その年の育成チームに招かれたのは私だけだったのです。ちょうど大学を卒業したところだったので、絶好のタイミングでした。

2カ月後には大分英語が話せるようになりました。

 

Lucas Dauge

 

チームの一員になってからは自分の糖尿病管理について多くのことを学びました。私の主治医は現在退職していますが、ここ数年間はメールで連絡を取り合っていました。彼女は、1型糖尿病と闘いながらレベルの高いアスリートであるという私のデータに興味をもっていました。

彼女は、私の後に1型糖尿病と診断された10代の若者がもう一人いたことを教えてくれました。彼もサイクリストで、彼女は私の経験を彼に伝え、役立ててくれました。彼女は彼に関する質問を私に送ったり、学会に行って他の医師に私の話やデータを共有していました。

彼女の専門は2型糖尿病の高齢者で、私と出会うまでは1型糖尿病にかかわることが少なかったため、私から教わることが大きかったと言っていました。

私はチーム ノボ ノルディスクの一員として、私の主治医のように、さまざまな人にインスピレーションを与える活動が大好きです。1型糖尿病を持ちながら持久力のトレーニングをするにはどうすればいいか?という質問をフェイスブックで受けることがありますが、そんなときは自分の知っていることやコツを伝授しています。

2年前、地元のレースに若い男性が出場していました。その時私は『Changing Diabetes (糖尿病を克服する) 』のジャージを着ていました。彼は糖尿病について私に質問してきました。彼はトライアスロンの選手で、長距離レースで血糖値を良好に保つ方法を尋ねてきました。私は「人それぞれ異なる」と説明した上で、自分なりの方法を教えました。

私たちは連絡を取り続け、昨年はアンブランマントライアスロンに参加する彼を観戦しました。自転車でコート・ダジュールを登るわけですから、このトライアスロンは完走するだけでも大変です。

育成チームで3年間レースをしている間、私の目標はプロチームに入ることでした。今、その夢が叶おうとしています!私も両親もワクワクしています。両親は私が糖尿病と診断されるずっと前から応援してくれていて、努力が報われることを家族全員で喜んでいます。

究極の目標はツール・ド・フランスに参戦することです。自宅の玄関先で我が国が誇る世界最大のレースで自転車をこいでいる自分の姿を想像します。私にとって、全ては7歳のときのツール・ド・フランスから始まったのです。

Lucas Dauge
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