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ウルグベク サイドフ
Ulugbek Saidov

出身国:ウズベキスタン、
    タシケント

生年月日:1996/10/6

1型糖尿病発症:9歳

チーム加入歴:9年

"Make the best use of what is in your power and take the rest as it happens."
「手にしているものを最大限利用し、時には休息を取りましょう。」

ウズベキスタン出身のウルグベク サイドフ選手は、2022年シーズンは故郷タシケントのプロチームとともにレースに参加し、自らをさらに成長させ、2023年チーム ノボ ノルディスクに戻ってきました。昨年はウズベキスタンのロードレース国内選手権で銅メダルを獲得し、今年はチーム ノボ ノルディスクでの活躍が期待されています。

サイドフ選手は、チーム ノボ ノルディスクの育成ルートを全て通過し、ジュニアチームから育成チームを経て、2019年シーズンにプロチームの一員となりました。当時23歳の新人選手だったサイドフ選手は、2019年に好成績をあげ、2020年にはウズベキスタンの国内ロードレース選手権で力強い走りを見せて8位に入り、ツール・ド・ルワンダやツール・ド・チャイナ I & IIの双方で豊富な経験を積んできました。

サイドフ選手は2人の兄弟とともに、ウズベキスタンのタシケントで活発な幼少期を過ごしました。9歳の時、体重が減り始め、喉の渇きが頻繁に起こり、全身に倦怠感を感じるようになりました。症状が悪化し、両親が病院に連れて行ったところ、1型糖尿病と診断をされました。

当時サイドフ選手は幼かったため、診断について完全には理解できませんでした。当時彼が理解したのは、これから先の人生を通じ、自分で注射を毎日打たなければならないということだけでした。家族には糖尿病をもつ人はおらず、糖尿病との関わりもなかったため、家族全員が戸惑いましたが、彼の両親は前向きに考えようと努力していきました。その甲斐もあり、サイドフ選手はすぐに元の活発な少年に戻りました。

ウズベキスタンのタシケントには、糖尿病をもつ子供向けに設立されたサイクリングクラブがあり、サイドフ選手は15歳の時にそのクラブに入りました。1カ月の厳しいトレーニングを経て、最初の自転車レースに出場してからは、すぐに自転車にのめり込むようになりました。翌年、ジョージア州アセンズで行われたチーム ノボ ノルディスクのタレントIDキャンプに参加し、チーム ノボ ノルディスクのジュニアチームの一員となりました。

持ち前のモチベーションの高さとひたむきさを発揮し、サイドフは糖尿病管理と自転車スキルの双方を上達させ、チーム ノボ ノルディスクの育成チームに選出されました。2017年シーズンにはジョージア・グランプリのステージ5で2位を獲得するなど、トップ10位入りを4回果たしました。2018年には年代別のジョージア州内選手権において、ロードレースとクリテリウムで優勝を収めました。

トレーニング以外では、自宅で家族や友人と過ごし、映画鑑賞を楽しんでいます。