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世界初の選手全員が糖尿病とともに生きるプロサイクリングチームであるチーム ノボ ノルディスクは、18名の選手とともに2023年を迎えます。才能あふれる若手選手と経験豊かなベテラン選手がともに力を合わせ、国際自転車競技連合 (UCI) のプロランクにおける16年目のシーズンへ挑みます。

2021年が不満の募るシーズンであったとすれば、2022年は自らを見つめ直し、結果を残したシーズンであったといえます。トップ10入りを果たしたことが表彰台へとつながり、表彰台にのぼったことが最終的には勝利につながりました。

7月にスロベニアで開催されたGPクラーニでは、アンドレア ペロンが生涯の夢であったプロとしての優勝を勝ち取りました。クラーニ中心部にある最後の上り坂の早い段階でアタックをかけて集団から抜けだすと、最後の500mでは爆発的な力を発揮し、ひたすらペダルをこぎ続け、ゴールラインを駆け抜け感情をあふれさせました。

その瞬間は、2022年の集大成となりました。自転車ロードレースの最後の1キロメートルには、10年に及ぶキャリアが全て凝縮されていました。全世界で糖尿病とともに生きる5億人の人々が、インスピレーションを共有し、可能性を実現することの喜びによりコミュニティが1つになったのです。

CEO兼共同設立者のフィル サザーランド氏は次のように述べています。「素晴らしいシーズンでした。今年、私たちは苛酷な状況に見舞われた2021年を経て、選手たちには基本に戻ろうと呼びかけました。そのためにはまず行動し、笑顔を浮かべてレースを戦い、そして何よりもひたすら楽しむこと。レースに参加することを楽しみ、その楽しさを利用して、プロサイクリングの最高峰で結果を出すというプレッシャーに打ち勝つのです。」

「その結果はどうなったと思いますか?上手くいったのです。これまでで最もコンスタントに結果を出すことができただけではなく、チームで最も安定した成績をあげ続けていたアンドレア ペロン選手が、スロベニアのGPクラーニでキャリア初の優勝を遂げたのです。彼は10年間にわたり、2位や3位を獲得し、上位5位や10位以内に入り、何度もアタックをかけ、記念すべき瞬間へと通じる扉を押し、叩き続けてきました。そしてついに、その扉をこじ開けたのです。糖尿病が彼を止めることはできず、レースへの参加を止めることもできませんでした。今後も糖尿病が彼の足かせとなることはないと思います。」

「未来とは、誰もが見据えるものであり、投資するものです。今シーズンの成績と結果が、現在YouTubeで公開している私たちのドキュメンタリー『Ride for your L1fe』につながっている理由はそこにあります。なぜならこれは、未来のアンドレア ペロンやシャルル プラネになるであろう子どもたちに、インスピレーションを与えるための誰もが自由に使えるツールであり、そしてインスピレーションを与え続けることが、私たちの目標の1つであるからです。」

2023年の登録選手の唯一の変更点は、ウズベキスタン出身のクライマーであるウルグベク サイドフがチームに復帰したことです。同選手はウズベキスタンのナショナルチームで1シーズンを過ごし、経験を積むとともに、レースで結果を出してきました。

ゼネラルマネージャーを務めるヴァシリ ダヴィデンコ氏は次のように述べています。「2022年の成績には非常に満足しています。現在の状況は、何度も表彰台に上り、トップ10入りを果たし、アンドレアがGPクラーニで優勝したことによって得たものであり、非常に心地よいものです。そしてこれから何度も経験していかなければならないものでもあります。今年の勢いを削ぐことなく、2023年のスタートを切ることが非常に重要です。今年はマティアス (コペッキ) とフィリッポ (リドルフォ) がプロとしてのキャリアを力強くスタートさせ、またハミッシュ (ビードル) のような成長中の選手が成熟し、確かな成績をあげはじめるなど、素晴らしい瞬間が何度も訪れました。」

「しかし個人的に最も嬉しかったのは、チームスピリットと団結力です。極めて厳しい状況のなかでのシーズンとなった2021年を経ても、決してうなだれることなく、そのエネルギーをモチベーションに変えてきました。2023年もチーム編成を基本的には変えることなく、同じ姿勢のもとで臨みたいと思います。」

「ウルグベク (サイドフ) の復帰を嬉しく思います。彼は自ら成長の道を歩み、再び私たちの一員として、チームをサポートする自らの役割を果たす準備を整えています。間近に迫った2023年に何が待ち受けているのか、いまから楽しみにしています。これまでと変わらずハードワークに努めれば、より素晴らしい結果を手にし、より多くの笑顔を目にすることができると確信しています。」

繰り返しますが、2023年は経験豊かな選手と才能あふれる若手選手のバランスが重要となるでしょう。実績を積み、キャプテンを務め年長の選手でもあるアンドレア ペロンをはじめ、シャルル プラネやダヴィ ロサーノは若い選手の育成にも力を注いでいます。それと同時に、プロとしての2年目を迎えるマティアス コペッキやフィリッポ リドルフォは、デビューシーズンの好調さを維持し、次のレベルを目指したいと考えています。

2023年の登録選手名簿

ハミッシュ ビードル  (ニュージーランド、24歳)

サム ブランド  (イギリス、31歳)

ロブ ソーレンス  (ベルギー、21歳)

ステファン クランシー  (アイルランド、30歳)

ルーカス ドージュ  (フランス、25歳)

ゲルト デ カイザー  (オランダ、28歳)

ヤン ドゥナワインド  (オランダ、24歳)

ヨーナス ヘンッタラ  (フィンランド、31歳)

デクラン アーバイン  (オーストラリア、23歳)

マティアス コペッキ  (チェコ、19歳)

ペーテル クストル  (ハンガリー、37歳)

ダヴィ ロサーノ  (スペイン、33歳)

アンドレア ペロン  (イタリア、34歳)

ローガン フィッペン  (アメリカ、30歳)

シャルル プラネ  (フランス、29歳)

ウンベルト ポリ   (イタリア、26歳)

フィリッポ リドルフォ  (イタリア、21歳)

ウルグベク サイドフ  (ウズベキスタン、26歳)

 

※この内容は、2022年12月5日にチーム ノボ ノルディスクのウェブサイトへ掲載された記事の翻訳版です。

 

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