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Team Novo Nordisk NEWS

チーム ノボ ノルディスク NEWS

Logan Phippen

 
ローガン フィッペン選手:さあ、いよいよだ

 

プロへの転身は大きな一歩となるでしょう。実際、プロになるということは大きな出来事ですが、トップレベルのパフォーマンスに必要なトレーニングや細かいことの改善を継続していくための基本的なモチベーションにもなります。

このチャンスは絶対に無駄にしません。夢が叶うのですから。

 

自転車との出会い

テレビで初めてサイクリングを見たのは子供のときでした。プロサイクリングが職業になる可能性を目の当たりにして、目が覚めるような思いがしました。

雄大な風景の中、自身の肉体の限界に挑んで走る選手たちをテレビで見て、これこそ自分が人生を賭けてやりたいことだと思いました。それ以来、私にはサイクリングほど面白いことはありませんでした。

15歳のときに自転車店で働くようになり、仕事のかたわらマウンテンバイクでレースをしていました。18歳から21歳まではロードバイクのレースに出場し、アマチュアのランクを上り詰めていきました。あるとき、大変なことが起きました。背中に大怪我を負い、思うように前に進めなくなりました。この時が人生の転機となり、それからはヨガや瞑想やタントラにのめりこみました。今までサイクリングに注いでいたエネルギーの全てをヨガと瞑想に注ぎました。その影響で、その後数年間は興味の対象が変わりました。

タントラの深淵にたどり着き、生きていることの幸福を実感するという悟りの境地に達しました。皮肉なことに、ちょうどそのころから診断が未確定であった1型糖尿病で体調が悪化していきました。

 

糖尿病の診断

そうこうするうちに、直接的で刹那的な「スピリチュアル」な体験と、この病状のため不自由になっていく体が対立するようになりました。

1型糖尿病と診断された時、自分の体でしっかり生きていく必要があることに気づきました。体こそ我が家だからです。本来、体が基盤であり土台なのです。私は人生と折り合いをつけました。1型糖尿病とともに生きながら生命と健康を維持するためには、子供のころからの夢と願望を叶える必要があると。

私にとって子供のころの夢とは、素朴で純粋な心の奥底から生まれて人生の活力となるものです。その考えと誠実に向き合う必要があると感じました。

それは自転車に戻ることを意味していました。チーム ノボ ノルディスクに連絡したところ、育成チームに配属してもらい、そこで4年間を過ごしました。

Logan Phippen

自転車レースチーム以上のもの

私が糖尿病と診断されて1年足らず、チームに入って最初のシーズンのことです。私たちがタイでレースをしていると、レースの終盤に受付を終えた年配の男性が満面の笑みを浮かべながら観衆をかき分けて私たちに向かってきました。

彼は英語が喋れませんでしたが、私たちの注意を引き、自分のお腹を指さしました。彼がシャツをめくり上げるとそこにはインスリンポンプがありました。自分も1型糖尿病なのだと伝えていました。自分の地元で私たちのレースが見られてとても嬉しい、という気持ちが彼の表情に現れていました。

そのとき私は気づきました。そのような絶大な影響を与えているのがチームの言葉だけでなく行動であること、私たちが象徴しているものであることを。私は自分たちが行っていることの大切さとチームの使命を痛感しました。

 

Logan Phippen

 

プロへの転身

29歳になる来年は、私のプロとしての最初のシーズンになります。育成チームにいた期間中は自分がしていることが正しいのか疑問に思うときがありました。今では、職業としてのサイクリストになるプロセスとは、時間をかけて開いていく道筋だということが分かります。

人生で目標に到達するには時間と努力が必要です。プロ契約にサインし、軌道に乗って確実に前進していることを実感できて大変嬉しく思っています。また、これまでの努力が今このときに実を結ぼうとしているので、少し圧倒されるように感じてもいます。  

 

糖尿病と人生

私は糖尿病でなければプロ契約を結ぶことはなかっただろうと断言できます。自分の夢を実現してほかの人たちを勇気づけるチャンスを与えてくれたのは糖尿病ですから。

チーム ノボ ノルディスクの一員として、誰もがオープンに、目に見える形で1型糖尿病とともに生きていることは、これまでの経験上、私にとって特別なことです。多くのコミュニティでは、1型糖尿病についてオープンに話せる機会は少ないからです。

チームに入る前は トレーダー・ジョーズというアメリカのスーパーマーケットチェーン店で働いていました。退院した私は仲良しの同僚と近況を話し合っていました。私が1型糖尿病と診断されたことを話すと、彼は「なんだ、僕も1型糖尿病だよ」と答えました。それまで気づきませんでした!彼は糖尿病について一言も話さなかったし、今まで話題にならなかったことに驚きました。

糖尿病についてオープンであるチームのおかげで、1型糖尿病とともに生きる生活について話が大変しやすいです。糖尿病であることを恥ずかしく思うことがあるかもしれませんし、それによって弊害をもたらすこともあるかもしれません。入念な管理が絶えず要求されます。このチームの良いところは、糖尿病についてとてもオープンなところです。チームのおかげで会話が弾みます。

私は今こうしてプロのサイクリストになるという夢を実現しようとしていますが、そこには想像以上にたくさんの意味があります。1型糖尿病とともに生き1型糖尿病と闘っていることを公表しながらプロのアスリートの一人になれることを誇りに思いますし、今後も糖尿病とともに生きる人々を元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援していきたいと思います。

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