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第20回歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー大会in北九州

レポート内の情報は、ウォークラリー開催当時のものです。

イベント概要・総括

医療法人敬天会 東和病院 管理栄養士
北九州CDEの会 ウォークラリー実行委員 二階堂綾子様

平成29年5月14(日)お天気は快晴。北九州地区で雨が降ったのは過去に一度だけです。会場は日本遺産認定された文化財を含む海峡門司レトロ地区で総勢約355名が集まりました。(長いコース44名、短いコース146名。引率の医療スタッフ67名、大会スタッフの北九州CDEの会83名、ノボノルディスクファーマと株式会社アステム社員15名)

最近は1型糖尿病ヤングの会に加えて、スタッフのお子さんや付き添いのお孫さんの参加も増えており、一番若い方が2歳、最高年齢は91歳、平均年齢56歳でした。

北九州市内および近郊の患者会中心で開催するこの大会も20回の節目を迎え、それを記念して今年は門司掖済会病院で発案された「オールディーズde運動療法」を行いました。

Sixty’sの皆さんによる古き良きオールディーズ(1950年~60年代の曲:例えば♪ダイアナ、♪ロコモーション)の生演奏に合わせて踊る運動療法です。懐かしい曲に参加者は自然と体が動きだし、手拍子、足拍子、楽しそうにステップを踏む、そんな光景がみられました。出発はベンチャーズの曲で見送られ、大変贅沢な大会となりました。

初めての試みとして、コース上の各ポイントで出題される糖尿病関連の問題とご当地クイズを解きながらのクロスワードパズルを取り入れました。閉会式では完成した言葉の「く・す・り」に関連したお薬手帳のお話もありました。当日寄港していたクルーズ客船の「ロストラル」の大きさに圧倒され、美しい海の眺めや風情のある建物は見るものに飽きないコースでした。気持ちよく歩けたのではないでしょうか。

血糖測定だけでなく、参加者全員に歩数計の貸し出しや、昨年の大会の様子がわかるパネルの展示、患者会ごとの写真入り完歩証をお渡ししました。お陰様で日糖協への募金は19,492円集まりました。思い出に残る大会を目指して、実行委員が知恵を出し合い企画しましたので、運動後の爽快感を味わっていただき、ご自分に合った方法で体を動かすきっかけになれば幸いです。日常の運動療法が続くことをお祈りしています。

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