
いくら気をつけていても、体の機能は加齢とともに衰えていくもの。インスリンを出す膵臓の働きも、インスリンの効き目も、徐々に弱くなっていきます。さらには、体が必要とするエネルギー量自体が減っていくため、食べ過ぎのダメージは若いころ以上に深刻です。それなのに「ご飯は大盛り」「スイーツは別腹」「飲んだあとにシメのラーメン」などという生活を続けていませんか?
年をとるだけで高血糖のリスクは高まります。そのため、糖尿病かその予備群以上の人は40歳ごろから急に増え始め、50代で2~3割、70代ともなれば4割前後にまで達します。