インスリン療法とは?
監修:川崎医科大学 内科学 特任教授 加来 浩平先生
インスリン療法は、患者さんが自分で毎日行う自己注射が基本です。インスリン製剤と同じように、注入器も改良が進んでいます。現在、インスリン自己注射には、プレフィルドタイプやカートリッジ交換タイプといったペン型のインスリン注入器が用いられることがほとんどです。
あらかじめインスリン製剤がセットされ、ペン型の注入器と一体になっています。カートリッジを取り替える手間がかかりません。カートリッジ製剤の注入器よりも軽いのも特徴です。
注入器とインスリンが一体になっているため、注入器が壊れる心配がなく、災害時においても利便性が報告されております。
プレフィルドタイプの廃棄の仕方についてはこちら
【廃棄したプレフィルドタイプのインスリン製剤は、どのように処理されていくのですか?】
ノボ ノルディスク
ファーマのプレフィルドタイプのインスリン製剤は、焼却したときに水と二酸化炭素に分解されるプラスチックを使用しています。
インスリンが入ったカートリッジをセットして使います。カートリッジが空になれば、新しいカートリッジに取り替える必要があります。
インスリン注入器同様、注射針も日々進化しています。次に、注射針について勉強しましょう。
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