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低血糖を正しく理解しよう

~低血糖と、その存在を知るために役立つ持続血糖測定 (CGM) のおはなし~

低血糖になったときの対処法

監修:東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 主任教授 西村理明先生

低血糖の症状を感じたらすぐに、ブドウ糖 (錠剤やゼリー状になったものもあります) を10g、あるいは砂糖20gをとるか、同等の糖分を含む市販飲料 (例:コーラなど) を飲みます。

低血糖はいつ、どこで起こるかわからないので、ブドウ糖をつねに携帯しておくことが大切です。家族や周りのひとにも、低血糖の症状や、対処法を覚えてもらいましょう。 
 

イラスト:ブドウ糖を摂取する男性
α-グルコシダーゼ阻害薬を服用しているとき

砂糖は十分吸収されないので、必ずブドウ糖を服用しなければなりません。

イラスト:ブドウ糖補給ゼリー
低血糖で意識障害や昏睡になった場合

すぐ周りのひとに病院へ運んでいただくか、救急車を呼んでもらう必要があります。万が一に備え、あらかじめ周囲のひとにお願いをしておきましょう。

 

グルカゴン点鼻薬があるとき

2020年にグルカゴンの点鼻薬が使用できるようになりました。これまでの注射剤とは違い、投与が極めて簡便になっています。使用に際しては、あらかじめ医療機関で指導を受けていただくことをおすすめします。お出かけなどの際は、必ずこの点鼻薬を持ち歩くようにしましょう。

イラスト:グルカゴン点鼻薬と家族
糖尿病患者用IDカードを所持しましょう。

糖尿病患者用IDカード (発行者:公益社団法人日本糖尿病協会) とは、突然重度の低血糖や意識障害、昏睡状態になってしまったとき、周りのひとに、自分が糖尿病で治療中であることを知らせるためのものです。
低血糖が起こったときに、すぐに低血糖症状を理解し、助けてくれるひとがいつも周りにいるとは限りません。
糖尿病患者用IDカードを常に持ち歩くことも、低血糖になってしまった時の重要な対策の一つとなります。

イラスト:糖尿病カード

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