
オーストラリア出身のデクラン
アーバイン選手は、2018年9月に開催されたツアー・オブ・チャイナでプロ候補生としてプロレースに初めて参戦し、2019年に「チーム ノボ ノルディスク」のメンバーとしてプロに転向しました。2020年のシーズンでは複数のステージで上位20位に入る成績をあげ、20歳にして大きな成長をみせた若手選手の一人です。
アーバイン選手は地域のサッカークラブに所属し、大会に出場している12歳の頃に1型糖尿病と診断を受けました。活躍が期待されていた大会の準決勝は欠場せざるを得ませんでしたが、彼は懸命に努力し医療チームの指示にしっかりと従い、約束通り決勝大会に出場することができました。1型糖尿病と診断されてからわずか2週間後のことです。試合には負けてしまいましたが、「その期間に学んだことは大きかった」と語っています。