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世界初、選手全員が1型糖尿病患者さんのプロサイクリングチーム「チーム ノボ ノルディスク」。本連載では、所属選手と、彼らが糖尿病と診断を受けた時のエピソードを紹介します。是非、動画と併せてご覧ください。
スペイン出身のダヴィ ロサーノ選手。
チーム ノボ ノルディスクで8年目を迎えるベテラン選手で、山岳レースを得意としています。2014年3月、フランスで行われたCholet Pays De Loireにおいて山岳賞を受賞して以来、マウンテンバイクの選手として通算11回のナショナルチャンピオンに輝きました。
ダヴィ ロサーノ選手は、すでにプロとして活躍していた22歳の時に1型糖尿病と診断され、大きな失意を覚えたそうです。そんな彼を救ったのは、当時糖尿病チームで活躍していた選手からの一本の電話でした。それはまさに、ダヴィ ロサーノ選手の未来が明るく開けた瞬間でした。
フランス出身のメディ ベンハムーダ選手。
母国フランスでツール・ド・フランスをはじめとする数々の有名レースを見ながら育ち、10歳から自転車レースに出場するようになりました。チーム ノボ ノルディスクのプロサイクリングチームの一員として5回目のシーズンを迎えた2019年、ツアー・オブ・チャイナIの第5ステージで2位に入賞し、さらに山岳賞とポイント賞で上位10位に入る素晴らしい成績を収めました。
ベンハムーダ選手も、すでに選手として活躍していた13歳の時に1型糖尿病と診断されました。動画では彼が家族や医療チームの支えを受けながら、診断後初めて参戦したレースで優勝した際の感動と、感謝の言葉を語っています。
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