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Blueprint for Change Programme 2021:糖尿病治療におけるイノベーション

インスリン発見100周年を記念してノボ ノルディスクが発行した「Blueprint for Change Programme 2021」より、今回は糖尿病治療における革新的な出来事をご紹介します。

小さな発見と飛躍的進歩の積み重ねからイノベーションは生まれる

人間の生活を一変させるような医学の劇的な進歩は、一つの時代に数回起こります。そして、そこから新たな疑問や研究が生まれ、連鎖的な進化が引き起こされていきます。

1889年にドイツの研究者オスカー ミンコフスキーとヨーゼフ フォン メーリングは、犬の膵臓を切除すると糖尿病の症状が発現することを最初に発見しました。しかし、インスリンは1921年にドイツとは全く異なる場所で発見されました1

そして1922年、牛の膵臓から抽出されたインスリンを14歳の少年、レオナルド トンプソンに投与しました2。これが、糖尿病患者さんへのインスリン投与の始まりです。そこから糖尿病の治療は劇的に変化しました。今日、私たちが利用できる治療の選択肢の広がりは、その最初のインスリン投与から100年という、とても長い道のりを経て実現したものです。

イノベーションは一つの事象から起こるのではなく、小さな発見と飛躍的進歩の積み重ねから生まれます。とても長い年月が必要なのです。

一つの医薬品を開発するには、平均10~15年という長い時間と莫大な資金が必要です3。また、患者さん、病院、医療従事者、保健当局、製薬企業などさまざまなステークホルダーの協力も必要です4。研究開発によって、画期的な新薬が生み出されることもありますが、そのプロセス自体も、糖尿病への理解や糖尿病患者さんの治療の改善につながっています4,5

1923年の創業以来、ノボ ノルディスクは革新的な治療薬を先駆的に開発し、世界中の患者さんに届けることで、一貫して糖尿病の克服に注力してきました。

「糖尿病やその他の深刻な慢性疾患を克服する」というノボ ノルディスクのパーパス

インスリンの発見がノボ ノルディスク創立のきっかけとなりました。以来、ノボ ノルディスクは「糖尿病やその他の深刻な慢性疾患を克服する」というパーパスに専念してきました6

ノボ ノルディスクは約1世紀にわたり、糖尿病治療の水準を引き上げることに尽力してきました。また、医薬品にとどまることなく、疾患啓発やアドボカシー活動にも投資をしたり、政治的な課題や保健制度上の課題として糖尿病を捉え、治療へのアクセスの改善をしたりと、糖尿病治療の革新を生み出すための努力を継続してきました。今後の100年も同様に、糖尿病治療のリーダーとして、「糖尿病やその他の深刻な慢性疾患を克服する」というパーパスを追求し続けていきます。

ノボ ノルディスクが担ってきた重要なイノベーション

1923年:北欧初のインスリン製剤が誕生

1946年:初の作用持続型インスリン製剤 (NPH) 誕生

1955年:さまざまな作用時間プロファイルを持つ、初のインスリン製剤「レンテ」シリーズ誕生

1982年:初のヒトモノコンポーネントインスリン製剤誕生A

1985年:世界初のインスリンペン型注入器誕生

1988年:合理的に設計された初の速効型インスリン製剤誕生

1989年:初のインスリンプレフィルド製剤誕生

2009年:初の長時間作用型GLP-1受容体作動薬誕生B

2019年:初の経口GLP-1受容体作動薬誕生B

 

A ヒトモノコンポーネントインスリン製剤は、世界初のヒトインスリンと同一であるインスリン製剤。豚の膵臓から抽出したインスリンをヒトインスリンに転換したものです。

B グルカゴン様ペプチド-1 (GLP-1) は小腸で産生されるホルモンで、生理的なインスリン分泌を亢進させることによって血糖値を低下させることができます。

 

「Blueprint for Change Programme 2021」全文はこちらからご覧ください。


1.Karamanou M, Protogerou A, Tsoucalas G, Androutsos G, Poulakou-Rebelakou E.Milestones in the history of diabetes mellitus: The main contributors. World journal of diabetes. 2016;7(1):1.

2.Vecchio I, Tornali C, Bragazzi NL, Martini M. The Discovery of Insulin: An Important Milestone in the History of Medicine. Front Endocrinol (Lausanne). 2018;9:613.

3.Van Norman GA. Drugs, devices, and the FDA: part 1: an overview of approval processes for drugs. JACC: Basic to Translational Science. 2016;1(3):170–179.

4.Novo Nordisk. Assessing the value of diabetes clinical research. 2014.

5.Novo Nordisk. Data on file. 2020.

6.Novo Nordisk. Novo Nordisk History.2011. https://www.novonordisk.com/ content/dam/Denmark/HQ/aboutus/documents/HistoryBook_UK.pdf. Accessed 2020.

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