チーム ノボ ノルディスクにとって6年連続での出場となる今年のジャパンカップ。
レース会場、コースにも台風19号による被害がありましたが、主催者の方々の尽力により、2019年ジャパンカップサイクルロードレースが栃木県宇都宮市で10月18(金)~20日(日)にわたり開催されました。
レースでのチーム ノボ ノルディスクの選手の活躍と共に、日本の糖尿病患者さんのために行った活動を紹介します。
ジャパンカップのために日本版特製ジャージにて参戦!
10月18日(金) チームプレゼンテーション
特製ジャージを見せるブライアン カムストラ選手
チーム ノボ ノルディスクは、2019ジャパンカップサイクルロードレースのために、日本版特製ジャージを用意しました。
特製ジャージには、「changing diabetes®」※1の日本語訳である「糖尿病を克服する」というメッセージが胸元と右脚にあり、ボディ部分に日本の国旗をあしらったデザインを採用しています。
この特製ジャージは、日本語でメッセージを記載することによって、より一層、糖尿病とともに生きる日本の人々を励まし、夢を追い続けるための希望を持ってもらえるよう、特別に作られたものです。
この特製ジャージは、こちらから購入することが可能です。チーム
ノボ ノルディスクのはからいにより、1着につき5€が台風19号被害復興のために栃木県へ寄付されます。
※ 数に限りがあります。
チーム ノボ ノルディスクは世界中でレースに参戦していますが、日本に対してとても好意的な印象を持っています。
6年連続でジャパンカップに参戦しているシャルル プラネ選手は、「日本はこれまでにレースで訪れた国々の中でも最も好きな国のひとつです。何より日本の人たちはとてもフレンドリーで素敵だから」と語っています。
クリテリウムレース 最終ラップにおいて、単独アタックをしかけるダヴィ ロサーノ選手
10月19日(土)には、宇都宮市市街地にてクリテリウム レースが行われました。このクリテリウムレースは、一周2.25kmのコースを15周する合計33.75kmの戦いです。
今年のクリテリウムレースでは、チーム ノボ ノルディスクの選手らも巻き込まれた大規模なクラッシュのため、レースが一時中断され、残り5周から再スタートされるというアクシデントがありました。
そのようなレース展開にもかかわらず、最終ラップにおいて、先頭集団に入っていたダヴィ
ロサーノ選手が単独アタックをしかけました。ゴールまであと1kmというところで集団にとらえられましたが、果敢に攻める勇姿を見せてくれました。
一時的とは言え118名の選手らの先頭を走り、「changing diabetes® 糖尿病を克服する」という特製ジャージに記されたメッセージを多くの観客に見せ、存在感を放っていました。
ダヴィ ロサーノ選手は、「日本人のファンの方々が私の名前を呼ぶ大きな声が聞こえ、チーム ノボ ノルディスクを応援する旗も見えました。勝利する可能性が低くても、アタックをしたいと思いました」と語っています。
10月20日(日)には、世界中から集まった21チーム、合計120名の強豪らが出場するサイクルロードレースが行われました。
ブライアン カムストラ選手を含む選手らがレース序盤からアタックを仕掛け、8名が逃げ集団を形成し、レースを盛り上げました。
序盤からアタックをしかけるブライアン カムストラ選手
シャルル プラネ選手はこれまでのジャパンカップサイクルロードレースの成績の中で最も良い順位となる16位となり、ダヴィ ロサーノ選手も17位と続けてフィニッシュしました。
シャルル プラネ選手は「ワンデイレースとしてはアジアで唯一、最上位カテゴリーのオークラスに認定されているジャパンカップで16位の結果を残せて嬉しく思います。本当はもっと上位を狙っていましたが、このジャパンカップが10日間にわたる中国でのレースの後であり、長いシーズン最後のレースだったので、どれほどの力が残っているかわからない状況でした。ユンボ ウィズマがアタックを仕掛けたとき、追いかけるだけの力がありませんでした。レース全体を通じて、ロサーノ選手がともに走ってくれて、心強かったですし、シーズンを好調のうちに終えることができてよかったです」と語りました。
フィニッシュラインを通過するプラネ選手とロサーノ選手
チーム ノボ ノルディスクはジャパンカップを含む世界中のレースに参戦しています。
それは、レースに勝つためだけではなく、1型糖尿病とともにレースに挑戦することを通じて、同じ糖尿病を持つ人々を元気づけていくためでもあります。
今回、チーム ノボ ノルディスクがジャパンカップのために来日した機会を生かして、“Fan of the Race”と題した、1型糖尿病の方々と直接交流をする場も設けました。
チーム ノボ ノルディスクの選手らは、レース前に日本の糖尿病をもつ方々と交流し、自分の経験を話したり、患者さんの名前を記載したシールをバイクやヘルメットに貼り、レースに挑みました。”Fan of the Race”の模様については、チーム ノボ ノルディスクのFacebookページをご覧ください。
レース前に1型糖尿病の方と交流するプラネ選手とカムストラ選手、そして名前が貼られた自転車
また、レース終了後に行われたサイン会にも多くのファンの方にご参加頂きました。
レース終了後、ノボ ノルディスク ブース前にて
次の日本の患者さん、ファンの皆さんとの交流の機会を、とても楽しみにしています!
2019ジャパンカップ サイクルロードレース 結果
10月19日(土) クリテリウムレース
33位 シャルル プラネ選手
34位 ぺーテル クストル選手
37位 ブライアン カムストラ選手
56位 ダヴィ ロサーノ選手
58位 ステファン クランシー選手
DNS※2 ヨーナス ヘンッタラ選手
10月20日(日) ロードレース
16位 シャルル プラネ選手
17位 ダヴィ ロサーノ選手
DNF※3 ぺーテル クストル選手
DNF ブライアン カムストラ選手
DNF ヨーナス ヘンッタラ選手
DNF ステファン クランシー選手
※1 Changing Diabetes®(糖尿病を克服する)について
Changing Diabetes®(糖尿病を克服する)は、糖尿病とともに生きる人々のより質の高い生活の実現を目指すというノボ ノルディスクが世界的に掲げるミッションです。チーム ノボ ノルディスクは世界各地でレースに参加することで「糖尿病とともにできること」をすべての人々に示すことにより、このミッションの一翼を担っています。
※2 DNS: Did Not Startの略
スタートができなかったという意味
クラッシュに巻き込まれたヘンッタラ選手は、再スタートが出来ずDNSとなりました。
※3 DNS: Did Not Finishの略
レースの途中でリタイアしたという意味
管理番号:2515-1-1639-01