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選手紹介

マンディ マルクワット選手

Mandy Marquart
 
 
 
マンディ  マルクワット
MANDY MARQUARDT
出身地 : アメリカ、ペンシルバニア州トレクレルタウン
生年月日:1991/8/7
1型糖尿病発症:16歳
チーム加入歴:11年
Mandy Marquart
2021 marks the 100th year since the discovery of insulin. Which keeps everyone and I living with diabetes alive! Grateful to wear this kit, do what I love and inspire, educate and empower everyone affected by diabetes.
「2021年はインスリンの発見から100周年の年。糖尿病とともに生きる私たちは、インスリンのおかげで元気に暮らすことができます!このジャージを着られることに感謝し、好きなことをして、糖尿病とともに生きる人々を元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援していきます。」

 

マンディ選手が自転車レースを始めたのは、フロリダ州のプランテーションで暮らしていた10歳の時でした。水泳やランニング、テニスをする活発な少女で、トライアスロン競技をしたいと思っていました。近所のクーパーシティにあるブライアン・ピッコロ・ベロドロームで10歳のときに競技サイクリングを始め、安全に学べる場所としてトラックを選びました。その後、マイク フレイス氏とベッツィ デイビス氏の指導を受けながら1年足らずで、テキサス州で行われた2003年米国ジュニア女子10歳~12歳のロード選手権で、クリテリウムとタイムトライアルの種目で2つの金メダルを獲得し、さらにロードレースで銀メダルを獲得しました。

2007年には父親と暮らすために、ドイツにある生まれ故郷マンハイムに戻ります。ドイツ語が流暢な彼女は、サイクリングも学業もスムーズに継続できました。多くの耐久ロードレースとトラックサイクリング大会に引き続き参戦し、バーデン=ヴュルテンベルク州の代表として走りました。1年後、定期的なV02MAXテストと血液検査を受けた時に、医師が彼女の血糖値の上昇に気づきました。そして、2週間入院した後に1型糖尿病と診断されたのです。この時マンディ選手はまだ16歳でした。

ハイレベルなスポーツで競うことはできないと医師に言われたときのことを回想するマンディ選手。あるがままを受け入れ、健康を維持し、学業を続ける・・・自分自身にそう言い聞かせました。それは大変辛い時期でした。2010年には母親と一緒に暮らすためにフロリダに戻り、ハイスクールの最終学年を修了し、大学に出願し、レースと糖尿病生活に集中します。

南フロリダに戻った後、当時「チーム タイプ1」と呼ばれていた1型糖尿病とともに生きるサイクリストのチームに加わったことがマンディ選手の転機となります。それは、メンバー全員が1型糖尿病患者で構成されたグローバルなプロサイクリングチームで、糖尿病とともに生きる人々を元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援する「チーム ノボ ノルディスク」のことです。

2014年にはペンシルベニア州立大学リーハイバレーでの大学教育を修了し、トラックサイクリングのキャリアに焦点を絞りました。トラックでの成功は、米国自転車連盟全国大学・エリートナショナル選手権での14タイトルに彼女を導きます。そして、米国自転車連盟のUCIトラックサイクリングワールドカップチームに選ばれたのです。2016年からはパンアメリカン選手権に参戦し、全部で6つのメダル (金1つ、銀2つ、銅3つ) を獲得しました。

さらに、米国自転車連盟の2016年オリンピックロングチームに指名されました。女性スプリントチームは最終的には米国代表の資格を得なかったため、彼女は2020年の東京に的を絞っていました。2020年6月11日には米国自転車連盟が2020年東京オリンピックのロード、トラック、マウンテンバイクのオリンピックロングチーム規定を発表しました。マンディ選手は女子トラックのロングチームの一員に指名されましたが、最終選考は2021年の晩春に決まる予定です。

マンディ選手は米国自転車連盟の代表チームの一員として、人を助け、インスピレーションを与える活動に取り組んでいます。夢を追い続ける若い女性たちや、糖尿病とともに生きる人々のロールモデルとなって彼らを元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援する活動にやりがいを感じています。2020年には新型コロナウイルス感染症による制約にも負けずトラックで勢いを維持し、全米キロ新レコードを樹立しました。

彼女はTrueSport (スポーツを通じて学ぶポジティブな人生の教訓をサポートする団体) とテイラーフートン財団 (全国の学校や大学に「外見・運動能力向上薬」の危険について啓発を行う) のアンバサダーであることを自負しています。米国アンチドーピング協会のプロジェクト「Believe 2020」に参加したアスリート17名のうちの1人でもあります。

現在、マンディ選手はペンシルベニア州アレンタウンで、フィアンセと2匹の犬と2匹の猫と一緒に暮らしています。トレーニングはアンドリュー ハリス氏とエッジ・サイクリングで一緒に行っています。ホームトラックはトレクレルタウンにあるバレー・プリファード・サイクリング・センターです。目標は今なお、チームUSAとして2021年東京オリンピックで活躍することです。

 

糖尿病に関するQ&A

診断をされた時のことを教えてください。

乳酸性作業閾値と血液検査を行いました。すぐに私の血糖値が高いことを告げられて、そのまま病院へ行き診断を受けました。

はじめはどのように感じましたか。

はじめはとてもショックで受入れ難いと感じました。糖尿病のことはほとんど知らなかったので、どうやってコントロールをすれば良いのか、どのように自転車競技を続ければ良いのかと混乱しました。

家族や友達、アスリートの友人らはどのような反応でしたか。

私はとてもアクティブだったのでとても驚いていました。それでも、みんな1型糖尿病のことを知ろうとしてくれましたし、とてもサポートをしてくれました。

自転車競技選手としての道は断たれたと思いましたか。周りの人や医療従事者は何と言っていましたか。

病院では、医師にこれまでのようにトップレベルで競技を行うことはできないだろうと言われました。しかし、私は糖尿病をコントロールする方法を学んだのち、自分自身の人生をコントロールできることを証明しようと決心しました。私は自転車競技が大好きで、私の人生の大部分を占めます。何であろうと私から競技生活を奪わせはしません。

糖尿病とともに自転車競技をすることはどのようなものでしたか。どのように調整をしましたか。

調整にはとても苦労しました。ですが、医療従事者と密に連携をして、血糖値をモニタリングし、どのような種類の食事がどのように血糖値へ影響を及ぼすのかを学んでいきました。試行錯誤の連続でしたが、しばらくすると、自分にとって最善の方法がわかってきました。

 

スポーツに関するQ&A

どのようなきっかけで自転車トラック競技をはじめたのですか。

父がアクティブなサイクリストでした。また、私がランニングと水泳が大好きだったこと、そしてトライアスロンにも興味があったので、両親がフロリダ州のトラック競技場に連れて行ってくれました。そこが初めてトラックでの自転車の乗り方を覚えた場所です。

いつから競技を始めましたか。

10歳の頃です。

アスリートとして成し遂げたものの中で、最も大きなものは何ですか。

4回 ナショナルチャンピオンシップでの優勝 (ロードバイクとトラック競技) 、5回フロリダ州のトラックチャンピオンになったこと、2回 大学生ナショナルチャンピオンシップで優勝したことです。

レースや競技をしている中で一番の思い出はなんですか。

たくさんありますが、自分自身の期待値を超えられたとき、さまざまなスキルを学んだり、向上できたりしたときです。

 

チーム ノボ ノルディスクへの加入

チーム ノボ ノルディスクにはどのように入ったのですか。

チームの選手が私とチーム監督とを引き合わせてくれました。

チームに入ってどのように人生が変わりましたか。 (アスリートとしてまた個人として)

レースや練習で自分のベストを尽くすためには、糖尿病をきちんと管理しなくてはいけないということをより理解することができました。

他の糖尿病を持つアスリートと一緒にレースをすることで、糖尿病とともに生き、競技をする意味について前向きになりました。

 

主な出場レースと成績

2020
米国キロ新レコード 
– Sprints – UCI Track World Cup – Milton, Canada     6位
 USA Cyclingによるオリンピックロングチームへの指名

2019
U.S. National Championships, 500m Time Trial 優勝
U.S. National Championships, Sprint  優勝
U.S. National Championships, Keirin  優勝
Pan American Championships, Sprint   3位
Sprints at World Cup, in Minsk, Belarus  4位
World Championships, Team USA メンバー

2018
Pan American Championships, Team Sprint 2位
World Championships, Team USA メンバー

2017
U.S. National Championships, 500m Time Trial 優勝
U.S. National Championships, Team Sprint     優勝
U.S. National Championships, Sprint   2位
U.S. National Championships, Keirin   2位
Pan American Championships, Team Sprint    優勝
Pan American Championships, Keirin  2位
Pan American Championships, 500m Time Trial 3位

 



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