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‐ 眼の角膜で全身の神経障害を診る新しい検査法 糖尿病性神経障害は、しびれや痛みが現れ、悪化すると足壊疽(えそ)の原因となるため、早期の診断が重要です。アキレス腱反射(※)や振動覚(かく)(※※)などの検査は、神経障害の有無を判定する簡便な検査法ですが、どのぐらい病状が進行しているかを把握することはできません。皮膚生検という皮膚の一部を切り取り、神経線維を調べる検査法もありますが、手間や時間がかかるだけでなく、「痛み」という患者さんにとって大きな負担があり、頻繁に行うことはできません。 ( ※
)アキレス腱を打腱器で叩くと、健康な場合、自然と足先が動く。
東京女子医科大学 糖尿病センター 眼科 廣瀬 晶 |
監修 内潟 安子 [ 創刊によせて
]
東京女子医科大学
東医療センター 病院長
編集協力
岩﨑 直子、尾形 真規子、北野 滋彦、中神 朋子、馬場園 哲也、廣瀬 晶、福嶋 はるみ、三浦 順之助、柳澤 慶香
(東京女子医科大学糖尿病センター)
アイウエオ順
管理番号:2515-1-1154-02