監修:奈良県立医科大学糖尿病学講座 教授 石井 均先生
天理よろづ相談所病院内分泌内科 副部長 林野 泰明先生
主治医と糖尿病について、あなたの日ごろ感じている疑問や悩みを話せていますか?
糖尿病についての悩みは自分で抱え込まず、一度主治医と話してみませんか?
日本では、現在受けている自分のケアについて満足していると答えている糖尿病患者さんは あなたは主治医と病院で糖尿病についてどのような話をしていますか? しかし、糖尿病の経過は長期間に渡るため、さまざまな悩みや疑問を抱えられる方も多く |
糖尿病患者さんで、『うつ病を抱えている』、『糖尿病に関連した悩みを抱えている』、
そして『糖尿病が正しく受け入れてもらってないと感じている』方はあなただけではありません。
日本は世界に比べると状況が悪いとはいえませんが、もし悩みがあれば主治医や家族に話をしてみましょう。
日本は、糖尿病教室などの糖尿病教育プログラムへ参加する患者さんの割合が、世界に比べても非常に高い国のひとつです。
現在インターネットを活用したプログラムや、減量・運動など目的が明確なさまざまなプログラムが用意されています。
まだ一度も参加したことがない方は、ぜひ一度糖尿病教育プログラムに参加してみましょう。
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グラフ: A Nicolucci et al. : Diabet.Med.30, 767-777(2013)より作図 |
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