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五代友厚 (1836~1885)

NO.22

NHKの連続テレビ小説で一躍人気者になった五代友厚は、島津藩の儒官で町奉行も兼ねた父、秀堯の二男として現在の鹿児島市長田町に生まれました。幼少期より勉学に優れ、様々な藩の官職を務めましたが、明治2年、35歳の時に官を辞し、野に下り、大阪経済界の重鎮となりました。雄弁な人で、経済の話をすると時を忘れることも多かったようです。1日に数十人の客に接し、そのため睡眠時間が少なかったとも言われています。40代半ば頃より心臓病の兆候があり、50歳を過ぎると眼病に罹り、糖尿病も併発したと伝えられています。

参考図書
「明治富豪史」
横山源之助 筑摩書房
「五代友厚」
織田作之助 河出書房新社

 

監修 内潟 安子 [ 創刊によせて ]
東京女子医科大学
東医療センター 病院長

編集協力
岩﨑 直子、尾形 真規子、北野 滋彦、中神 朋子、馬場園 哲也、廣瀬 晶、福嶋 はるみ、三浦 順之助、柳澤 慶香
(東京女子医科大学糖尿病センター)
アイウエオ順

 

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