糖尿病について徹底解説。血糖値・HbA1cから
インスリン治療まで、関連する内容が満載!サイト内検索


糖尿病とがん


監修:国立がん研究センター中央病院  総合内科・歯科・がん救急科 科長 大橋 健先生

抗がん剤治療


抗がん剤治療も、血糖コントロールに影響を及ぼします【表】。例えば、ステロイド。抗がん剤による吐き気を抑えるために、多くの抗がん剤と併用されるお薬です。がん治療に欠かせないといっても過言ではありませんが、

また、ステロイド投与を繰り返すことにより、もともと糖尿病がなくても糖尿病になってしまう人もいます。

ステロイド以外でも、インターフェロンや、骨髄移植後に使われる免疫抑制薬でも高血糖が起きますし、分子標的薬と呼ばれる最近の薬剤にも血糖値を上げやすいものがあります。
 

【表 血糖値に影響を及ぼす薬剤】

  • ステロイド(デキサメタゾン、プレドニゾロンなど)
  • インターフェロン
  • 免疫抑制剤
  • 一部の分子標的薬(エベロリムスなど)

 


また、抗がん剤治療を受けているときには、味が変わることや(味覚障害)、食欲が落ちるために食事の量が不安定になりやすく、血糖コントロールが難しくなるケースも少なくありません。このような場合は、経口血糖降下薬でのコントロールは難しいため、

です。強化インスリン療法は、その時々の状況にあわせて、インスリン量の調節が可能であるというメリットがあります。

食欲がまったくないからといって、自己判断で糖尿病の薬をやめてしまうと思わぬ高血糖をきたすこともあります。がんの治療の計画と一緒に、食事がとれない状態になった場合の薬の調節(内服薬やインスリンの量)についても糖尿病の主治医と確認しておきましょう。



こんなページも見ています

合併症  / HbA1c  / 血糖値

搭載 カスタム検索

管理番号:2515-1-0919-04